動画レッスン
音声レッスン
テキストレッスン
みなさん、こんにちは!アーサーです!
外国人に日本を紹介する際“Kyoto”と言っても通じないことがあるのをご存知ですか?京都の他に、名古屋やトヨタなどの知名度が高い名前も通じない場合があります。
これらの言葉が通じない原因は、発音にあります。
今回は、“Kyoto”と言っても通じない理由や発音のコツについて一緒に学びましょう!
なぜ“Kyoto”が通じない?
“Kyoto”は世界的にも有名な都市です。それなのになぜ“Kyoto”と言っても通じないのでしょうか?
その答えは発音にあります。
日本人は“Kyoto”を日本語式の発音で発音します。ローマ字で “Kyouto”といった形です。よってこれを英語式の発音に変えなければなりません。
「“Kyoto”は日本の地名なのにどうして英語式の発音に変えなければならないの?」と感じるかもしれません。しかし例え日本の言葉で合っても、外国語として使われる場合はその言葉のルールに沿って発音されるのが言語のルールです。
例えば日本のカタカナ言葉も同じです。ロサンゼルスやマクドナルドは、アメリカでは全く異なる発音をしますよね。
日本の固有名詞を英語で自然に発音する方法
大抵の場合英語の発音では、最後から2番目か3番目の音節にアクセントがきます。例をいくつか見てみましょう。
以下3つの単語では最後から2番目の音節(大文字部分)にアクセントがきます。
Creation(創造) = creAtion
Camera (カメラ) = CAmra
Computer(コンピューター)= comPUter
また以下の単語では、最後から3番目の音節(大文字部分)にアクセントがきます。
Ultimate(アルティメット)= Ultimate
日本語を英語式の発音で発音する際にも上記のルールが適用されます。以下のような形です。
Akari = aKAri
Yusuke = YUske
日本語だと「ゆうすけ」の「す」をはっきりと発音します。しかし英語では「す」と「け」を1つの音節として発音します。
Hideo = hiDEo
Toyota = Toyota
Matsuda = maTSUda
自動車メーカーのマツダは、海外では“Mazda”と表記されるので、実際には「maTSUda」ではなく「MAzda」と発音されます。
場所の名前も同様です。
Kyoto = keeYOto
Sapporo = suhPOro
札幌の「っ」は発音せず「ボ」のように発音します。
Nagoya = naGOya
Hokkaido = hokKAIdo
Aomori = aoMOri
Okinawa = okiNAwa
しかし、海外で最も知名度がありよく使われる日本の地名である「東京」と「日本」についてはこれらのルールが適用されず、日本と同じように発音されます。
まとめ
“Kyoto”と言っても通じない理由や発音のコツについて解説しました。
最後から2番目か3番目の音節にアクセントを付けると日本の固有名詞でも英語で通じるようになりますよ。
「もっと英語を学びたい」という方は、以下のフリーガイドをご覧ください。
会員限定のコンテンツ
発音練習と実践課題
実践課題に取り組んだ結果・相談をするためには
世界とつながるコミュニティーに入ってシェアしましょう!