同じきっかけでも、オンラインかリアルでやることによって、必要な準備や管理の仕方が異なります。オンラインでシェア会などのきっかけを開催する際に、以下のことに気をつけましょう。
オンラインきっかけの特徴
オンラインきっかけの良いところ
- より短い集まりを開催できる(リアルだと90分〜)
- 平均人数がリアルのきっかけより多い(交通なしで参加できる)
- 会話をより楽に指導できる
オンラインきっかけの難しいところ
- リアルで会うより距離感がある
- 少人数でもグループ会話が難しい
- 相手の通信環境によってコミュニケーションが難しいことがる
難しいところを乗り越える
- グループ会話をするとき、2・3人のグループに分かれること
- グループに問いかけて答えを待つのではなく、すぐに誰かに指摘して答えてもらう
- 参加者の共通点について多めに話す
適切なソフトに登録
きっかけを開催するために、
少なくとも10人までビデオチャットができるソフトに登録しましょう。
オススメのソフト:Zoom
リンク:https://zoom.us/
Zoomの管理者としての使い方:
オススメのポイント:
- 大人数のミーティングでも、40分まで無料
- ミーティングを録画できる
- 自分の画面を気軽にシェアできる
- 少人数の会話を促進するために、小さなグループ(breakout room)に分かれることができる
きっかけの最初にやること
- 集合時間の10分前にスタートする(技術的な問題があっても解決できる余裕がある)
- 自分の背景が整っているように確認する
- 動いているものがないこと
- 散らかっている要素がないこと
- 参加者が来たら、マイクとカメラが正しく設定できているかを確認する
- 参加者が集合するまで、もしくは開始時間5分後まで待つ
良いオンラインのきっかけを開催するポイント
ミーティングを静かに
グループの話が良いのですが、参加者の環境に雑音、音がしていると、他の参加者の迷惑になることが多いです。
一人の参加者から、皆さんの気が散られそうな音がしている場合、その参加者のマイクをミュートにしましょう。
参加者にシェア・発言してもらう
オンラインミーティングの環境は、自分から発言しづらいです。なので参加者の答え・発言を待つのではなく、参加者の一人を呼びかけてシェアしてもらうのがベストです。
最初は「はい・いいえ」で答える質問をして、皆さんに手をあげてもらうようにお願いをして、手をあげた人の中で参加者を選ぶのがオススメです。
大人数でもグループデスカッションができる方法
オンラインミーテイングは3人以上の会話がとても難しいです。
なので普段みんなで話すポイント(ステップに関する悩んでいることのシェアなど)があったら3人までのグループに分かれてそのグループで話してもらいましょう。
0) 質問、話題を紹介する
まずは、みなさんに話してもらいたいディスカッションのトピックスをシェアします。
「これから少人数のグループに分かれてディスカッションしましょう。」と言ってトピックスを紹介しましょう。
1) Zoomの場合、Break Out Roomを活用して少人数のグループに分かれて話しましょう。
トピックスを紹介した後で、みなさんにブレイクアウトルームに分かれて話しましょう。
2) また集合してグループの代表にシェアしてもらう
グループがまた集合したらグループごとに一人を選んでシェアしてもらいましょう。
- あなた:外国人と話すことに関して、問題がありますか?手をあげましょう。
- コネクター:(手をあげる)
- あなた:じゃあ◯ ◯さん、シェアをお願いします!
見学:オンラインきっかけ
下記の動画で、僕が開催したオンラインのイベントを見学できます。
注目するポイント:
* 参加者のマイクを無音にしたとき
* 参加者が発言した時と発言しなかった時の違い