今回のレッスンで、メンタルブロックを少しだけ崩して、学ぶことを行動に移りやすくなります。
告白したいことがあります。
僕はジェットコースターを死ぬほど怖がっています。
実際に安全なのは分かっています。楽しいのも分かります。妻がなぜ好きなのかも良く分かります。
でも、「アーサー、富士急に行こうよ!」と言われたら
いつも同じ気持ちになります。
心臓のドキドキ、肩の緊張、呼吸の苦しさを。
苦笑いで「また今度ね」で終わります(笑)。
でも実際に、怖がる理由があるのでしょうか?
一見怖いかもしれません。嫌われたい人なんて一人もいないですよね。
実は、この恐怖は、現実に基づいたことではありません。
ただの思い込みにすぎません。
あなたと話したがっている外国人がたくさんいるというのが事実です。
あなたと話せたら、すごく嬉しい外国人がいるというのが事実です。
その外国人とコネクトするために、必要なのは第一歩を踏み出す。
それだけです。
外国人が実際にあなたと話したいかどうかを見てみよう
「だって、見知らぬ人だよね?話す理由がないでしょ?」
「話しかけたら迷惑になるんじゃないの?」
というお問い合わせがたまにあります。
確かに、見知らぬ外国人と話すことって、従来の英語学習では、取り組まない意外なことですね。
ある日、渋谷で外国人にインタビューして、日本人と話したいかどうかを尋ねてみました。
答えは?
メキシコの方
「もちろん!興味があります。さっきも言った通り、日本人はとても優しいからすごく好きだよ。」
アメリカの方
「もちろん!それが日本に来た理由の一つだよ!少なくとも僕たちは人に会うためにここに来ているし、もし話したいなら大歓迎だし話せたらとても嬉しい。」
日本にいる外国人には、日本にいる理由があります。
それは日本の文化を体験したいからです。
あなたが海外旅行をするときと同じように、現地の文化と触れたがっています。
現地の人と触れたがっています。
あなたと話したがっています。
あなたがその外国人とちょっとだけ話すことで、とても喜んでくれます。
日本に関する特別な知識は要りません。
でも変な英語を使ったら嫌がられるでしょ?
外国人、特に英語を完璧に話せるネイティブと話して、変な英語を使ったり英語を間違えたりしたら・・・
理解してくれる?どう思うんだだろう?
ちょっと想像してみましょう。
外国人があなたに話しかけて、こう言います。
この日本語っておかしいでよね。リズム、言葉遣いは全ておかしいですが、
意味がわからないわけではありませんね。
しかも、こんな日本語で外国人に話しかけられたら、相手の日本語を批判してばかにする気持ちになりますか?違いますよね。
日本にいる外国人、特に観光客もそうです。
イスラエルの方
「全然問題ないよ。ただ会話ができればいい。僕も英語を時々間違えるし、みんな間違えるものだよ。」
フランスの方
「どうも思わないよ。みんな同じだし、僕の英語も上手くないし。僕の日本語の発音も変だし、問題ないよ。笑いものになんかしないよ。」
カナダの方
私たちも日本語を使おうとしたけど、知っている言葉があまりないから、みんなも英語があまりわからなくても話せるだけで嬉しいわ。
間違った英語をちゃんと理解できる上、言葉遣いにあまりこだわりません。重視しているのは、あなたの心です。
外国人に話しかけられるまで待てばいいの?
外国人はあなたと話したいと思っているし、英語が間違ってても普通に理解できるのがわかりました。でもやっぱり、自分から話しかけるのは怖いです。
だから外国人に声をかけられるまで待っている人が多いんです。
ここでまた問題があります。
外国人はあなたと話したいと思っていても・・・
あなたが英語を話せるかどうかが分かりません。
あなたがその外国人と話したいかどうかも分かりません。
あなたと同様、いきなり声をかけて迷惑になりたくないです。
ですから基本的に、自分から声をかけません。
「英コミの溝」を乗り越えて、外国人と「実際に」話すためには
あなたが第一歩を踏み出し、話しかけるしかありません。
最初はきっと怖いですが、実は・・・
あなたが外国人と話さないと、外国人の損になる
そうです。あなたが積極的に外国人と話さないと、外国人の損になるのです。
それって一体どういう意味でしょうか?
コネクターのミキコさんは渋谷のお店で、外国人の隣に座りました。
話したかったですが、とっても怖い!!という気持ちしかなかったです。
でも思い切って話しかけて見たら、どうなったんでしょうか?
ミキコ以外に、話しかけてくれた日本人がいなかったです。
日本にいる経験は十分に楽しかったはずですが、現地の人と話せなくて寂しかったです。
このような外国人がきっといます。
これがきっと、あなたの生きがい
外国人と話すチャンスがあるたびに、「ほかの人が話してくれるだろう」「私にはムリ」と思ってスルーしてしまうことが多いでしょう。
でもその外国人が日本にいるうちに、
勇気を出して声をかけてくれ、
日本をシェアしてくれる人が、あなたしかいないかもしれません。
そんなたくさんの外国人があなたを必要としています。
あなたが外国人に話しかけることによって、
あなたは日本の代表になります。
英語のスキルがあるからではなく、日本に詳しいからでもありません。
世界と繋がりたい心があるからです。
外国人と話す恐怖って、僕のジェットコースターに対する恐怖心と同じです。
メンタルのイメージに過ぎません。
あなたの「実際」の英語力を鍛えながら、
日本にいる外国人に恵みを与えられる絶好のチャンスです。
そのイメージにまだ縛られ続けますか?
Let’s Connect!!で一緒に、ステップを1つずつ前に進み、
外国人と話せるようになりましょう。
コネクターになりましょう。
世界と繋がりましょう。
日本の代表になりましょう。
では、どうやったら始められる?
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
あなたは「英コミの溝」を乗り越え、外国人と話そうという意欲がきっと強いはずです。
ここまででメンタルブロックがある程度解消されたかもしれません。
でもやっぱり「外国人と話すことって」難しそう、
ハードルがとても高そうと感じているかもしれません。
残りのレッスンでは、学ぶことを行動に移しやすくする方法を学びます。
そこからステップを1つずつこなし「英コミの溝」を乗り越えて、
外国人といつでも気軽に話せるようになるステップをそれぞれ踏まえます。