4.2 リアルの会話での返し方-old


Step 4の<概要>でどのようにコメントをすればいいかを学びました。

ここでは、実践する時に具体的に何というかを考え、準備します

<概要>ではコメントの2通りのコメントの仕方を紹介しましたが、

どちらにフォーカスすべきなのでしょうか?

できれば、「相手のコメントに基づいて関連することをシェアする」

という、第2のパターンがオススメです。

なぜかというと、相手が会話の中心になり、会話が楽しく続きやすくなるからです。

英コミの心理

人間は大事にされたいという気持ちがとても強いです。自分を尊重してくれる人とより話したいと思っています。

1つめのパターンで自分中心の会話に偏ってしまうと、「私より自分のことを気にしている。

私のことを気にかけていない」というニュアンスが伝わってしまう可能性があります。

しかも、Step 3で使った「where are you from?」でコメントをすると、

「I’m from Tokyo」
「I’m from Japan」

になり、当たり前なことで会話が進みづらくなります。

第2のパターンは相手の言ったことを会話の中心にするので、相手に「あなたを大事にしている」という思いが伝わり、

相手がよりあなたと話したいと思う可能性が高くなります。

ただ、ここで問題があります。

第2のパターンは第1のより難しいです。

  • 相手が何というかがわからない
  • 相手の答えによって言うべきコメントが異なる
  • その場でとっさにコメントを言わなければいけない

このハードルをどうやって乗り越えられるのでしょうか?

実は、コツがあるんです。

第2のパターンをマスターするコツ

相手が何を言うかは、相手が言葉を発するまで具体的にはわかりません。

でも、相手が大体「どのような」答えをするかならわかります

したがって、第2のパターンでもとっさにコメントを言うコツは

  • 相手がどのような答えをするかを予測して答えの「パターン」に分ける
  • その答えのパターンに合わせてコメントを事前に準備する

ことができます。

こうすると、相手の答えがどうであれとっさにコメントを言って、会話が続きやすくなります。

相手の答えを予測する

どんな質問でも、ある程度パターンとして分けることができます。

例えば、

「好きな映画は何ですか?」という質問に対して、

相手は数十万の映画の中で一本を言います。

どの映画になるかは聞くまでわかりません。

しかし、この質問に対する答えのパターンは限られます。

1) あなたが見たことがある映画

2) あなたは見たことがないが、聞いたことがある映画

3) あなたが聞いたこともない映画

相手が「言いそうな」答えを予測することって、意外と簡単ですね。

コメントを事前に準備する

答えのコメントごとに一般的に使えるコメントを準備できます。

映画の例に戻ると、

1) 見たことがある映画だと

「あ!見たことある!」というコメント

2) 見たことがないが聞いたことがある映画だと

「あ、聞いたことある!」というコメント

3) 聞いたことがない映画だと

「聞いたことがない」というコメント

数え切れない答えに対して、この3つのコメントさえ準備しておけばほとんど対応できます

事前に練習しておけば、実践の時にきっととっさに言えます。

実践の流れに適応する

Step 3 で学んだ「where are you from?」も、同じようにコメントを用意することができます。

「where are you from」に対して相手の答えのカテゴリーが2つあります。

1. 行ったことがない国

2. 行ったことがある国

したがって、相手の出身地に問わず、コメントを2つ準備すればOKです。

1) 行ったことがない国の場合

「I’ve never been there」というコメントがオススメです。

相手と共感して、より良い印象を残すために、

「I’ve never been there, but I want to go!」

もしくは

「I’ve never been there, but i want to visit sometime!」

この答え方の方は、相手への興味が伝わり好意的に受け止めてもらいやすいです。

2) 行ったことがある国の場合

相手との共通点があり、会話が弾みやすいです。

「I’ve been there before」というコメントがオススメです。

この場合、相手が喜んで、わーっと話し始める可能性があります。きっと聞き取れなくても、

正直に相手に「I’m sorry, I dont understand」と言ってOKです

とにかく相手に喜んでもらえたので、とても良いことです。

今までの流れ

Step 2 〜4の会話の流れが以下の通りです。

あなた:Hey there, can you take my picture?

外国人:Yes, sure

<写真を撮る>

外国人:How is it?

あなた:Good thanks! where are you from?

外国人:I’m from Spain.

あなた:That’s nice! I’ve never been there, but I want to visit!

Activity:実践の準備

具体的なコメントを学んだので、実践の準備をしましょう!

ワークブックに記入

ワークブックのStep 4のページに、使うフレーズを空欄にご記入ください。

発音を練習

Step 4で学んだフレーズをスムーズに言えるまで練習しましょう

以下のスピードスピーキングファイルをご利用ください。

イメージトレーニング

フレーズをスムーズに言えるようになったら、イメージトレーニングをしましょう

目を閉じて、この前「show up」した行った場所で、外国人に話しかけるのをイメージします。

そのイメージに合わせて、フレーズを言ってください。

こうすると、そのフレーズがその場面の感覚とつながるので実際の場面で言いやすくなります

実践の日程を決めよう

それから最後に、実践する日程を決めましょう!

Step1と同じように、いつ実践するかをカレンダーに書き込んで、コミュニティーでシェアしましょう!


コミュニティーから力を借りる

悩むことがあるかもしれません。その気持ちがあっても大丈夫です

とりあえず実際にやってみた方の経験を聞きましょう

以下の文章をコピペしてコミュニティーで投稿しましょう。

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みなさん、私はこれからStep 4に挑戦しています!

みなさんは外国人に話しかけて、where are you fromを聞いたら、どうなりましたか?

何かアドバイスがありますか?

よろしくおねがしいます!

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ミッション:Step 4をクリア!

実践の概要

最終目的は自由な会話をすることです。

なので答えが事前に決まっているパターン1ではなく、

パターン2に挑戦します。 

パターン1より難しいですが、会話がより続きやすくなります。

具体的なステップ

いつもと変わらず、Step 1〜3に挑戦します。

1. 外国人と話しやすい場所に行く

  • いつもと同じ観光地がオススメ

2. スクリプトを使って、話すきっかけを作る

その後、相手が笑顔などポジティブな表情で、その場を離れない場合、

3. 質問を1回する

Step 3で学んだように質問をします。

where are you from?

それから相手が自分の出身地を教えてくれます。

ここから、挑戦がスタート!

4. 自然に返答する

相手の答えを聞いたら、パターン2に基づいて返答します。

行ったことがない国の場合は、笑顔で

I’ve never been there

その答え方になれたら

I’ve never been there, but I want to visit!

などのフレンドリーな答えに挑戦してもいいです。

※ 注意:無理しないでください。

よりフレンドリーな言い方に最初から挑戦したい気持ちがあると思います。

でも最初はとても簡単でハードルが低い言い方から挑戦しましょう。

フレンドリーな言い方をしようとしても、言葉が出てこなくて焦ってしまったらその焦りが相手に伝わります。

実際に言う言葉より、自分の気持ちの方が相手に伝わるので、

自分が言いやすい、より自分の心を自然に表現できる言い方をしましょう。

行ったことがある国の場合、笑顔で

I’ve been there before!

と言いましょう。

※ 注意:相手が聞き取れなくても大丈夫

「I’ve been there before」で答える、相手との強い共通点があるわけで、相手はとても話したくなります。

その場で相手からバーッと喋り始めることもよくあります。

相手の英語をあまり聞き取れない場合は、無理せず笑顔で

sorry, I don’t understand

もしくは

sorry, I’m still learning English, can you repeat that?

と言ってください。相手はがっかりしません。あなたがネイティブじゃないのがわかるからです。

共通点があるだけで相手がとても喜ぶので、それ以上会話をする必要がありません。

5. 会話を終わらせる

会話が続きそうな雰囲気の時もあると思います。

でも、今回は、会話を続けないでください

マッスルメモリーを身につけるカギはステップに1つずつ挑戦することです。

あまり背伸びをしてしまうと、つまづいたりがっかりしたりします。

あなたがマッスルメモリーをしっかり鍛えられるように、

Step 4以上のことをしないでください。

今回のミッション以外の「自分なりに実践」でいつでもStep 4以上に挑戦してもいいです。

※ その場合は、ユーコネクトのミッション外になるので実践したら起きたことは株式会社IU-Connectは責任を負いません。

マッスルメモリーをしっかり鍛えるために、4回繰り返す

今回のミッションは、「スリーミス法則」にしたがって

この実践を4回挑戦してみてください。

1回目はきっとうまくいきません。

2回目もうまく行かないかもしれません。

3回目もうまく行かない可能性があります。

でも4回目に入ると、きっとうまくいき、外国人との楽しいやり取りができます。

なので最初の3回を早めにクリアして、4回目の成功に逢いましょう!!

実践までの準備

準備>の部分の練習、準備のステップがスムーズにできるまで練習しましょう。

実践した後の流れ

今すぐ世界とつながるシステムの会員はアーサーとの無料相談セッションを予約できます。

なので実践した後で、

コミュニティーで体験談をシェアして、それからアーサーとの相談セッションをご予約ください。

I’m looking forward to I’m looking forward to hearing about your experiences!!

一緒に世界とつながりましょう!!